おひさしぶりです
ぴかちゃうりょうです!
今回は僕が最近読んだ恋愛小説で、これいいなと思ったものを2つ紹介します。
恋愛系の作詞を書こうと思ったら、まずは恋愛小説を読んで勉強するのが一番!
ってことで、作詞につまずいてる人は今から紹介する小説を読んでみてください。
僕は明日、昨日の君とデートする
最初に紹介するのは、現在映画も公開されている七月隆文さんの作品の「僕は明日、昨日の君とデートする」です!
映画が公開されて注目されているから見てみようと、なんとなく手にとったこの本に号泣させられました、、、笑
一言で言うと「ずるい」作品です。
これは誰だって泣いちゃいます。
電車で出会っためっちゃタイプの女の子に一目惚れしてしまう主人公。
今までナンパなんかしたことなかったのに、勇気を出して声をかけます。
その女の子もまんざらでもない様子。
何度か会った後、2人はそういう仲になります。
しかしその女の子、よくわからないタイミングで泣くんです。
初めて会ってナンパした日や、初めて料理を作ってくれた日など。
主人公は、その女の子のことを「涙もろい子」だと思い特に気にしてませんでした。
しかし、その子の涙には隠された理由があった、、、、
みたいな話です!
どうですか?
ネタバレになるのでこれ以上の内容は控えますけど、このストーリーは絶対に感動しちゃいます。。
お互いに大好きなのにどうしようもない切ない運命から逃れられない
世界観は壮大なのに実際は2人の愛の物語というこのお話。
暗い失恋の話とかじゃなくて、本当に愛してるといった感じ
切なくて感動系の曲、例えば遠距離恋愛の曲などを考えてる人におすすめの一冊です。
百瀬、こっちを向いて。
次に紹介するのは中田永一さんの作品で、「百瀬、こっちを向いて。」です。
この作品はいくつかの物語が収録された短篇集となっています。
タイトルとなった百瀬、こっちを向いて。など、質の高い恋愛物語がある中、僕が一番お勧めなのが「小梅が通る」という話!
この話、最強です。
さっき紹介した「僕は明日、昨日の君とデートする」という作品とは変わって、ラブコメ系の賑やかで楽しいようなお話。
少しだけあらすじを話させてもらうと、主人公の女の子はどちらかというと地味な方で、クラスでも目立たないグループに属しています。
主人公はそのグループに属するために毎朝せっせとブスメイクをして学校に向かいます。
なぜブスメイクをするのかだって?
それは実は主人公の女の子は「モデルにスカウトされるくらいめちゃくちゃ可愛い」んです。
しかし中学の頃はそれが原因でトラブルが起きて、主人公は自分が可愛いことで平和に過ごせないならこんな顔いらないと考えるようになります。
その結果として生み出されたものがブスメイク!
そんな逆コンプレックスを抱えた主人公ですが、ある時気を抜いてブスメイクをせずに出かけていました。
そこでクラスで一番目立つグループの男の子に偶然出会ってしまうのです。
あせる主人公!
「ブスメイクがバレたらまた中学の頃のようにトラブルになるかもしれないし、今仲良くしてくれている子たちも離れて行くかもしれない」
しかし、男の子はその可愛い美少女が主人公だとは全く気が付きません。
さらには、男の子はそのブスメイクをしていない主人公のことを主人公の妹だと思って、主人公に「恋のキューピッド」を頼むようになるのです。
そんなこんなでだんだんと仲良くなる主人公と男の子が、これからさきどんな展開を迎えるのかといったお話。
どうでしょう?
おもしろそうじゃないですか?
正体がバレるかもといったハラハラ感もありますし、恋愛小説があんまり好きじゃない人も楽しめると思います。
この小説は明るいけどドキドキしちゃう青春系の歌詞、例えば初恋の曲などを書く際に参考にするといいかもです!
まとめ
作詞で迷うことはみんな誰だってあると思います。
伝えたい気持ちはあるのにうまくまとめられなかったり、おしゃれな言い回しや風景描写で気持ちを表したいのになかなか思い浮かばなかったり、、、
そんなときは小説を読みましょう!
小説家さんはそういう言い回しのプロなので、作詞の際にかなり勉強になります!
これは恋愛小説に限ったことではなく、例えば応援ソングを書くときは青春小説や自己啓発本!ネタ曲を作るときはお笑いの本!
そんな感じで書きたい曲にのテーマにあった本を読んで自分の表現力を高めましょう!
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