どうもこんにちは
ぴかちゃうりょうです!
出会いと別れの多くなる春、バラードいいよね。
青春が暑さとともに駆け抜ける夏、バラード最高だよ。
紅葉とどこか寂しい秋、バラードだよね
身体の寒さを心の繋がりで温める冬、バラードです。
こんな、年中需要のあるバラードだもん、絶対作れるようになった方がいい!
ってことで今回はバラードソングを作りたい人におすすめの、とりあえずこれを使っとけばバラードっぽくなるコード進行を紹介していくよ
この記事で紹介するコード進行を参考に、とっておきのバラードソングを作ろうぜ!
バラードに使えるオススメコード進行
順次下降進行
まず最初に紹介するコード進行は順次下降進行
コード進行はこんな感じ
Cadd9→G/B→Am7→G7→FM7→Em7→Dm7→Em7
この進行は二つ目のコードのG/B以外は四和音(四つの構成音でできているコード)でできてるんだよね。
この四和音、バラードにはよく合うんよ。
やけん、バラードと言ったら四和音だと覚えちゃおう!
また、上の図よりコードの一番低い音であるベース音がCメジャースケール(ドレミファソラシドからなるスケール)をたどってだんだんと下降しているのが分かる。
このようなコード進行を順次下降進行といい、世にあるバラードの名曲に数多く使われてるんだよね。
ここで余談だけど、「亀田音楽専門学校でも紹介!」 純情コード進行について カノン進行との違いという記事で紹介した純情コード進行という進行にも順次下降進行が使われてる。
しかし、純情コード進行はpopsよりのコード進行。
この純情コード進行をバラードに使おうと思ったら、純情コード進行に使う和音を三和音から四和音に変えればグッとバラードっぽくなるんだよ。
Cadd9→G7→Am7→Em7→FM7→Cadd9→Dm7→G7
純情進行のせつない明るさを保ちながらもしっかりバラードしとるじゃろ?
こんな風に四和音にするだけでバラードっぽくなるんだー
四和音さまさまだよね!
半音階進行(クリシェ進行)
次に紹介するのは半音階進行、別名クリシェ進行というもの!
この進行は〝コードの構成音の一つが半音ずつ下がったり上がったりする進行〟なんだけど、今回は半音ずつ下がるものを紹介するよ。
コード進行はこんな感じ。
C→Em7/B→Gm/B♭→F/A→Fm/A♭→C/G→D/F#→D7→G7→F/A→G/B
ここで、「ベース音がだんだんと下がっていくのって、さっきの順次下降進行と同じなんじゃないの?」と思う人。
それめっちゃいい疑問!
そこで下の画像を見てみて
クリシェ進行の画像
ここで順次進行の画像と見比べると、、、
順次下降進行の画像
ほら!なんか違うやろ?
順次進行がCメジャースケール(ドレミファソラシドからなるスケール)内の音で「ド→シ→ラ→ソ→ファ→ミ→レ」とだんだんと下降しているのに対し、半音階進行では「ド→シ→シ♭→ラ→ラ♭→ソ→ファ#」のようにスケール無視で半音ずつ下降しているのが分かるね。
このように、本来Cメジャースケールでは使われない音を使い半音ずつ下降していくことにより、めっちゃバラードっぽさが出せるんだよね。
四度進行
次に紹介するのは、JUJUさんの奇跡を望むならという曲にも使われた四度進行というコード進行を多く用いたコード進行。
コード進行はこんな感じ。
C→Bm7♭5→E7→Am7→G#dim→Gm→C→FM7→Dm7→G→Em7→A7→Dm7→G7
いいコード進行だよね
もうコード進行だけで泣きそうになっちゃうぜ。
そんな素晴らしいコード進行のポイントである四度進行とはなんなのか
下の画像を見てみて。
CからBm7♭5に移るときは順次下降進行や半音階進行のように下降したあと、Bm7♭5からE7にコードが変わるときにベース音が一気に四度も上がっていることが分かるじゃろ。
このような、前コードからルート音が四度上がったコードに移る進行を四度進行といい、かなり強い進行であるため強進行とも呼ばれてる。
四度進行はかなり強烈で、感情がグワンと揺さぶられるような、展開がドカンと繰り広げられるような、なんかそんな感じがしない?
バラードで使ったら涙を誘えちゃうような、そんな最強な進行なんだよね。
その最強な四度進行、今回紹介しているコード進行ではなんと8小節で5回も使ってるんだよ!
さらにそれだけじゃなく、一小節目から2小節目のCからBm7♭5に移るときや、3小節目のAm7→G#dim→Gmのところなどは半音階進行のように下降してる。
しかも構成コードもほとんどが四和音と、バラードにおける重要なことがすべて盛り込まれたような半端ないコード進行となってる。
って人はこの進行を使ってみればいい曲作れるよ!
まとめ
どうだった?
バラードソング作れそうじゃない?
今回紹介したコード進行やポイントなどを参考に作曲すればきっとしびれるバラードが作れますけん、ぜひチャレンジしてみてね!
じゃあ、最後に今回のポイントをまとめるよ!
2、バラードは四和音が合う
3、四度進行という強進行をつかう。